首のデザイン(フォルムにおける)

フォルムデザインに厳しかった柳宗理先生にシゴかれたこと。
筆者20代のとき柳工業デザイン研究会で働かせてもらった。その時の事務所諸先輩から多くのことを学ばさせてもらった。事務所で学んだ中で一番自分にとって大事なものが首のデザインとデザインのオリジナリティ。モノマネは軽蔑される。
首のデザインとは自分が名付けた言い方であるが形態の変化点の大事さをいう。例えばスプーンの先のツボから柄に移る部分。そこがいかに滑らかに自然に変化するかが大事だという事。デザインポイントである。実際試作段階でなんどもダメを出されていた。
それはまた直線から曲線に移るポイントのなめらさでもある。
様々なデザイン製品におけるその昇華の結果が共通の言い方で柳フォルムというものが生まれたのだと思っている。

子供椅子展開 Design by Gen木

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